薬剤師が働く職場は病院や企業もありますが、最も多くの薬剤師が勤務しているのは薬局です。薬剤師全体の60%近くが薬局で働いています。
その薬局薬剤師の年収がどれくらいなのか、興味があるところです。
しかし、薬局といっても都市部の大手チェーンの調剤薬局・ドラッグストアから地方の小さな薬局まで、働くことのできる薬局は多数あります。
この記事では、薬局で働こうか迷っている方の職場選びの参考になるよう、薬局薬剤師の年収について詳しく説明し、人気薬局の平均年収も紹介します。
目次
薬剤師の平均年収
厚生労働省の賃金構造基本統計調査によれば、薬剤師(平均年齢38.6歳)の平均年収(2018年)は543万円です。
薬剤師の年収は年齢や性別、地域、雇用形態により差がありますが、これはそれらを考慮していない数値です。
年収には、先程の要因の他に、職種による差もあります。
この章では、職種別薬剤師の年収を紹介します。
調剤薬局
調剤薬局勤務薬剤師の平均年収は、400~800万円です。
まず、勤務薬剤師か現場を統括する管理薬剤師か、職責の重さによって年収に差があります。
また、勤務する地域や薬局の規模の違いより、調剤薬局勤務という職種は同じでも年収は変わってきます。
ドラッグストア
ドラッグストア勤務薬剤師の平均年収は、500~1000万円です。
ドラッグストアは調剤業務も併設する店舗が増えてきているため、人員確保を目的に、勤務する薬剤師の年収は高い傾向が続いています。
そして、店長やエリアマネージャーなど、役職が上がることで年収は上昇します。
病院
病院勤務薬剤師の平均年収は、380~700万円です。
初任給は他の職場と比べて低めです。しかし、昇給がしっかりあるところが多く、勤務年数に比例して、年収は上がります。
そのほか、薬剤主任や薬局長などの役職が付くことにより、年収は上昇します。
企業
企業勤務薬剤師の平均年収は、400~1000万円超です。
一口に企業の薬剤師といっても、製薬会社、医薬品卸会社、治験支援会社と勤務先の違いがあります。
その企業の中でも、研究・開発やMRなど職種の違いにより、年収に差があります。
公務員
公務員薬剤師の平均年収は、510~600万円です。
薬剤師の勤務先として病院や役所などがありますが、勤務先の違いによる年収差はそれほど大きくありません。
公務員なので給与額は条例などで定められており、簡単に調べられます。一般の公務員と同様、勤務年数の長さや残業、当直の有無で年収に差があります。役職が付くことによる昇給も望めます。
薬局薬剤師の年収の特徴
薬局薬剤師の年収は、他の職種と比べて高めです。
理由として、薬局業務の中に、薬剤師資格保有者にしかできない専門業務があるからです。
薬局は、院外処方箋を応需する業務が主になります。薬剤師のほかに、事務や調剤補助などのスタッフも働いています。
でも、処方箋により調剤する、患者に服薬指導する、薬歴の記入を行うことは、薬剤師資格がないとできません。
また、保険薬局として開局するには管理薬剤師がいないとできない上、配置するべき薬剤師数が薬局で扱う処方箋枚数により、法律で定められています。
薬剤師を必要数雇用するため、年収を高めに設定する薬局が多いのです。
この点は地方でも変わらず、薬局薬剤師の需要はあるので、雇用を確保できるように薬剤師の年収は高めになっています。
【性別・年代別】薬局薬剤師の平均年収
薬剤師の性別・年代別の平均年収は次のようになります。
- 20代男性薬剤師→420万円
- 30代男性薬剤師→540万円
- 40代男性薬剤師→680万円
- 50代男性薬剤師→670万円
- 20代女性薬剤師→400万円
- 30代女性薬剤師→460万円
- 40代女性薬剤師→550万円
- 50代女性薬剤師→560万円
平均年収の男女差は、20代では20万円です。しかし、30代以降は差が開いてきます。
男性薬剤師の平均年収の特徴
男性薬剤師の年収は、20代から40代まで各年代で100万円以上、着実に増えています。このように年収を上げる要因として、結婚と昇格があります。
30代男性薬剤師の年収は、結婚で扶養する家族が増え、給料に扶養手当が付くことにより年収が上がります。
そして、40代男性薬剤師の年収は、主に昇格によって上昇します。
この年代では、管理薬剤師や店長、大手薬局チェーンだとエリアマネージャーなど役職に付く人が増えてくるからです。
女性薬剤師の平均年収の特徴
女性薬剤師の年収も、年代が上がるごとに上昇し、下がることはありません。
これは、女性が働きやすい環境が整っているからです。
薬剤師は、結婚や出産、育児などで一旦仕事を離れたとしても薬剤師資格は無くなりません。
フルタイムは無理でも、パートや時短勤務など、家庭とのバランスを取りながら仕事復帰を比較的しやすいため、年収が下がりにくくなっています。
ただ、働く時間が男性薬剤師より短くなり、男女年収差は開きます。
子育てが落ち着いて正社員として働けば管理薬剤師になることもあり、50代になっても年収は下がりません。
【地域・規模別】薬局薬剤師の平均年収
薬局の所在地や規模により、薬局薬剤師の年収には差があるといわれています。
実際、どれくらいの差があるのでしょうか。
この章では、薬局の地域・規模別に、薬局薬剤師の年収と、どのような理由で差がつくのかを紹介します。
都心の薬局薬剤師の平均年収
都心の薬局薬剤師の平均年収は、507.1万円です。
都心の薬局薬剤師の平均年収は、次のような理由で、地方と比べると低くなります。
まず、都心で働くことを希望する薬剤師が多いため、薬局は年収を高く設定しなくても薬剤師を雇用できるからです。
また、都心には薬科系大学が多く、新卒薬剤師は就職先もそのまま都心に求めることがよくあります。
すると、働いている薬剤師の中で、年収が低めの新卒薬剤師の割合が高くなり、都心の薬局薬剤師の平均年収は低めになります。
地方の薬局薬剤師の平均年収
地方の薬局薬剤師の平均年収は、522.1万円です。
地方の薬局薬剤師の年収は高い大きな理由は、地方では薬剤師が不足しており、薬剤師を確保する目的で、年収が高く設定されることです。
特に薬科系大学のない地方は、薬剤師の絶対数が少なく、人材確保の面から薬科系大学がある地方より薬剤師の年収は高めになります。
他にも、地方では新卒薬剤師が少なく、勤務している薬剤師の平均年齢が高めになり、それに合わせて薬局薬剤師の平均年収も高くなるという要因もあります。
従業員1000人以上の薬局の平均年収
従業員1000人以上の薬局薬剤師の平均年収は、528万円です。
この規模の薬局は、全国にチェーン展開する調剤薬局やドラッグストアが当てはまります。
従業員1000人以上の薬局の平均年収は、他の規模の薬局と比べ一番低いです。これは、新卒薬剤師の割合が高いからです。
新卒薬剤師の年収が低いため、結果平均年収は低くなります。
この規模の薬局は、勤務先が大学病院や総合病院の門前薬局が多く、薬剤師として勉強できる上、新卒薬剤師に向けた教育制度も整っていて、新卒で入社する薬剤師が多くなります。
従業員100〜999人の薬局の平均年収
従業員100~999人の薬局薬剤師の平均年収は538万円です。
この規模に該当する薬局は、複数の県や地域にチェーン展開する調剤薬局やドラッグストアです。
ここでは、薬剤師が不足している会社が多く、即戦力となる中途採用の薬剤師が増えます。
中途採用となると、採用する薬剤師の年齢に合わせて、年収は新卒よりも高めになります。
また、薬剤師が不足しがちなこの規模だと、採用時に年収交渉がしやすく、薬剤師の希望に合わせ、年収が高くなることもあります。
従業員1〜99人の薬局の平均年収
この規模の薬局薬剤師の平均年収は、575万円です。
個人薬局や、限定的な地域で店舗展開している薬局などが当てはまります。
ここでも、薬剤師は不足しているので、中途採用の薬剤師の割合が高くなります。
その上、会社の規模が小さく、一人薬剤師で業務を行っている薬局や、経営者が薬剤師として働いている薬局が多くなります。
年収が高い、役職が付いている薬剤師や社長である薬剤師の含まれる割合も高くなり、平均年収は高くなります。
人気薬局の平均年収
調剤薬局は、全国に60000軒近くあります。医薬分業を推進する政策の下、調剤薬局は数を増やしてきました。
たくさんある薬局の中で、薬剤師が職場に選ぶ人気の薬局があります。
この章では、それらの薬局の年収について紹介します。
スギ薬局
スギ薬局は、もともとドラッグストアをチェーン展開していました。
そこに調剤薬局を併設したり在宅医療や訪問看護も行ったりしながら、地域密着型のサービスで成長している会社です。
愛知県に本社があり、中部・関西・北陸・関東地方におよそ1100店舗出店しています。
スギ薬局の薬剤師の平均年収は430~700万円です。薬剤師でも、総合薬剤師か調剤薬剤師か、働き方を選べます。
調剤に加え店舗管理まで幅広く業務を行う総合薬剤師の方が、手当てが多く年収も高くなります。
ウエルシア
ウエルシアは、調剤薬局併設型のドラッグストアをチェーン展開している薬局で、小売り大手イオンの子会社です。
調剤だけでなく、在宅医療やデイサービス分野にも進出しており、売上高はドラッグストア業界で第一位です。
本社は東京都で、薬局は、東北・関東・中部・近畿・中国地方におよそ1700店舗あります。
ウエルシアの薬剤師の平均年収は、600~800万円です。薬剤師は、全国職かエリア職か、自分の希望で選べます。全国職の方が手当が高くなり、年収も上がります。
イオン
イオンはスーパーやショッピングモールなど販売業だけでなく、銀行や保険まで幅広い事業を行っている、日本一の売上高を誇る小売業です。
その系列のショッピングモール内に薬局があります。もともとはOTC販売業務をメインにしていましたが、調剤併設型への転換が進み、現在は全国に200店舗以上あります。
イオンの薬剤師の平均年収は、500~800万円です。薬剤師の働き方は、全国勤務、エリア勤務、地域限定勤務と3つあり、異動する地域が広いほど、年収も高くなります。
ココカラファイン
ココカラファインはドラッグストアの大手企業ですが、調剤事業や介護事業も展開しています。
本社は神奈川県にあり、ドラッグストアは全国各地に1300店舗以上、このうち調剤薬局は260店舗です。
ココカラファインの薬剤師の平均年収は、400~600万円です。
薬剤師には全国職と地域職があり、その中でもOTC販売と調剤業務が選べます。地域職よりも全国職、調剤業務よりもOTC販売が、年収は高くなります。
新卒か転職かは関係なく、まずは調剤業務で経験を積むことになっています。
コクミン
コクミンは化粧品販売に強いドラッグストアの印象が強いですが、大きな医療施設の門前薬局や医療モール内、ドラッグストア併設など様々な形態の調剤薬局も展開しています。
本社は大阪府にあり、ドラッグストアとして全国におよそ200店舗、調剤薬局はおよそ40店舗あります。
コクミンの薬剤師の平均年収は、400~700万円です。
希望に沿ったキャリアパスを選択でき、店舗勤務を希望する人には店長や薬局長・マネージャーなど、自分が望む道でキャリアを積んでいくことができます。
日本調剤
日本調剤は、調剤薬局を軸に、子会社で薬剤師の紹介・派遣やジェネリック医薬品製造販売まで、広範囲に事業を展開している企業です。
本社は東京都にあり、薬局は、全都道府県に600店舗を超えています。大学病院や総合病院の門前薬局が半数を超えています。
日本調剤の薬剤師の平均年収は、400~700万円です。地域手当が2~8万円と幅があり、年収は勤務地によって差があります。
地域手当は、薬剤師の需要と供給のバランスがとれていない地方部が高くなります。
アイセイ薬局
アイセイ薬局は、病院や診療所にマンツーマン型薬局を展開している企業です。
本社は東京都にあり、薬局は東北、関東、中部、近畿地方におよそ370店舗あります。在宅医療にも力を入れていて、7割以上の店舗で在宅業務に対応しています。
アイセイ薬局の薬剤師の平均年収は、400~650万円です。
地域手当が全く付かない地域から15万円付く地域、赴任手当が3万円、5万円と勤務地による手当の差があり、年収にも幅があります。
薬剤師が不足している地域に勤務すると、年収は高くなります。
メディカル一光
メディカル一光は、医薬品卸から始まり、調剤薬局や介護事業まで事業を行っている企業です。
本社は三重県にあり、薬局は、近畿、中部地方を中心に13道府県におよそ90店舗あります。
メディカル一光の薬剤師の平均年収は、400~600万円です。薬局の形態が調剤のみで、職種による手当の差や、勤務地による手当の差はありません。
研修カリキュラムがしっかり組まれていて、キャリアアップの支援制度も充実しているため、年収よりも自身のスキルアップを目指して働いている薬剤師が多いです。
クオール
クオールは、主に調剤薬局をチェーン展開しています。顧客ニーズに合わせて、街ナカや駅ナカに出店しているのが特徴です。
その他、医療従事者の紹介・派遣、子会社で重度障碍者の在宅雇用の事業も手掛けています。
本社は東京都にあり、薬局は45都道府県におよそ800店舗あります。
クオール薬局の薬剤師の平均年収は、400~750万円です。
薬剤師は、全国、広域、地域限定と異動できる範囲に合わせた働き方を選べます。範囲が広くなるにつれて、年収も上がります。
また地域手当に差があり、全く付かない地域から6万円付く地域があります。
総合メディカル
総合メディカルは、調剤薬局のほか、医業支援をベースに医療モールの開発、病院の経営支援、医療機器のリースなど医業に関わる事業を行っている企業です。
本社は福岡県にあり、薬局は九州を中心に、800店舗を全国展開しています。
総合メディカルの薬剤師の平均年収は350~600万円です。年収は高くはありません。
薬剤師は、まず勤務できる範囲から全国、エリア、ローカルから職制を選択します。
その後、管理職や専門職、本部職、会社で行っている他業種への転属など、選べるキャリアは多種多様です。
薬局薬剤師が年収をアップさせる方法
薬局薬剤師の年収は、労働者全体で見ると低いほうではありません。でも、年収を上げたいと考える薬局薬剤師の方もいるのではないでしょうか。
この章では、薬局薬剤師の年収をアップさせる方法について紹介します。
製薬会社へ転職する
薬局薬剤師にこだわらず年収アップを狙う方法として、製薬会社への転職があります。製薬会社では、薬剤師が年収1000万円になることは現実的に可能です。
製薬会社には、研究・開発職、学術職など職種は多くありますが、最も年収を上げやすい職種はMR職です。
MRは、製薬会社の営業職で、主な業務は医療関係者に医薬品の情報を提供し、副作用情報を会社にフィードバックすることです。もちろん、営業活動も重要な業務です。
ただ、売り上げという成果が求められ、成績次第で年収が上下することがあります。
薬剤師の資格を活かして働ける職種は、病院や官公庁などいろいろありますが、製薬会社のほうが相対的に年収は高いことが多いです。
地方×人の少ない薬局を狙う
同じ職種の薬局でも、所在地が地方になると薬剤師年収は高めになっています。さらに、規模の小さい薬局のほうがより年収は高めになります。
地方の薬局は、薬剤師が不足しているところが多く、雇用を確保しようと薬剤師の年収を高く設定しています。
加えて、規模の小さい薬局では元々の年収設定が高い上に、勤務する薬剤師が少ない分、管理薬剤師や店長など役職に就きやすくなり、薬剤師は高収入を望めます。
また、地方では即戦力となる薬剤師も求めているので、他の薬局で調剤経験のある薬剤師は、交渉によりさらに年収が上がることがあります。
地方の中でも特に薬科系大学のない地域は、薬剤師の絶対数が少ないため、薬剤師の年収は高めになります。
薬剤師が年収をアップさせるには転職エージェントの利用が必須!
これまで紹介してきたような、年収の高い職場は人気が高いため、求人案件もすぐになくなってしまうことがほとんどです。
いち早く、条件の良い案件を見つけるには、転職エージェントの利用が必須です。
編集部で厳選した、年収アップしたい薬剤師におすすめの転職エージェントを紹介します。
おすすめのエージェント①薬キャリエージェント
薬キャリエージェントは薬剤師向けの転職エージェントの中で最も薬剤師の登録数が多く、企業の非公開を含めた求人数も多いことで有名な転職エージェントです。
登録者数が多いため、それだけ転職の成功も失敗も数多く見ています。履歴書に関しても、どういった履歴書の方が書類選考を通れるかといったノウハウも持っているでしょう。
どうしても転職したい第一希望の転職先がある場合は、履歴書を実際に送付する前にエージェントに依頼して添削してもらうのがおすすめです。
履歴書や職務経歴書で足りない部分を教えてもらえるのはもちろん、履歴書を元に面接でどのように自己アピールをすれば良いのかといった対策も専門家に教えてもらえるでしょう。
おすすめのエージェント②ファルマスタッフ
ファルマスタッフも20年近い歴史を持つ、老舗の薬剤師向け転職エージェントです。
ファルマスタッフは薬剤師向けの転職エージェントの中でも、プロのエージェントと実際に面談することで応募者の細かな要望を聞き取るというバックアップ体制が充実していることで知られています。
面談の日が決まったら、それまでに自分で履歴書と職務経歴書を作成して持参すると良いでしょう。その場で履歴書・職務経歴書の手直しをしてもらうことも可能です。
応募したい転職先が複数ある場合は、それぞれに向けた履歴書と職務経歴書をあらかじめ作成しておいて添削してもらうことで、書類選考を通る確率を上げることも可能です。企業の特色に沿った履歴書を作成しておくようにしましょう。
おすすめのエージェント③リクナビ薬剤師
リクナビ薬剤師は、配偶者の転勤に帯同するなどの理由で働きたい時期を詳細に設定したい薬剤師が積極的に利用したい転職エージェントの一つです。
職歴にブランクを作らないために今すぐ転職したい場合、利用するのがおすすめです。それ以外にも、転勤やそれに伴う子供の学校の手続きなどが終わった半年後くらいから転職先を検討したい、といった状況にも柔軟に対応してくれます。
地域も現在住んでいる地域だけではなく、転勤先の転職情報を事前に詳しく入手することが可能なので、まず情報を集めて吟味してから、転職活動を始めたい人にもおすすめです。
もちろんエージェントに頼めば、履歴書や職務経歴書の添削をしてもらうことも可能です。その場合も、面談形式だけではなくメールや電話での添削もしてもらえるので、なかなか書類選考を通ることができない人は一度相談してみると良いでしょう。
おすすめのエージェント④マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師は近年力を付けている薬剤師向けの転職エージェントで、利用者満足度が高いことで有名です。
一般の会社員の転職や新卒の就職をあっせんしているノウハウがあり、製薬会社に強いパイプを持っています。このため調剤薬局や病院、ドラッグストアだけではなく、製薬会社のMRへの転職を希望している人は登録しておくと良いでしょう。
非公開求人の数も多く、転職サイトを利用せずに転職活動するよりも、かなり多くの求人を目にすることができます。
エージェントによるサポート体制も充実していて、履歴書や職務経歴書の添削だけではなく面接の対策もしてもらえます。どのような質問に備えておくべきかといったことも教えてもらえるので、転職活動が不安な人は利用してみましょう。
薬剤師が年収アップさせる近道は転職のプロへ相談すること
薬剤師の様々な職種の中に、薬局に勤務する薬局薬剤師があります。薬局薬剤師の年収は400~800万円です。
薬剤師の年収には男女差や勤務地、職種による差があり、これらを考慮すると、薬局でも地方で規模の小さい薬局の方がより高い年収が望めます。
もし転職を考えているのであれば、転職サイトの利用がおすすめです。
転職サイトは、事務的な手続きや転職先の情報収集、面接のアドバイスなど、労力を要する転職のサポートを納得いくまで行ってくれます。利用してみてはいかがでしょうか。